管理運営事項って。。。

今日、団交が開催されました。
最初は、これまで通り、建前論の説明でしたが
それに終始しては、まったく意味がありません。
要求書に対しての言い分が、一通り終わったところで
参加した組合のメンバー全員が、実態に基づいた要求をしていきました。
特に更新上限の導入以降に入所した相談員が、全体の45%をしめ
本当に更新がされるのかはっきりしないで、不安でいることには
当局側も困った顔をしていましたが、当然ではないかと思います。
働き続けられるという保障があるからこそ、転職など考えずに
安心してスキルアップに打ち込めるというもの。


アカデミー研修のことについても、もちろん報酬が出るに越したことはないですが
無報酬でも受講したいという意見に、はじめて聞いたと驚いたような反応。
お金払ってでも、知識習得に余念のない相談員がたくさんいるのです。


それにしても、また「管理運営事項だから」といわれるとは思いませんでした。
救済命令は、要綱の変更は労働条件そのものであり管理運営事項ではないことに加え、
たとえ管理運営事項だったとしても、重要な労働条件なのだから、
誠実に団体交渉に応じる義務はあるとしています。


行政命令は、異論があったとしても、異議申し立てや、取り消し訴訟で
それが覆るまでは効力をもつものです。

回答はすぐに出せる立場にないことは分かっています。
命令に従って、前向きに、誠実に回答をいただけることを期待しています。
次は、本当に建前論ナシでお願いいたします。

          今日はちょっといぢわるな書き方になった  kisuke(−e−)